2015年2月4日水曜日

韓国語能力試験(TOPIK)6級&ハングル検定2級合格記【森高 寛二】

【JAIS TOPIK研究会】森高寛二(横浜国立大学経営学部。2014年度、延世大学校に交換留学)

前回の記事(http://jais-topik.blogspot.jp/2014/07/topik5-18.html)からしばらく経ちましたので、前回の続きという形で、近況報告とさせていただきます。

この約1年ほどで、無事にTOPIK6級・ハングル検定2級に合格しました。

まずは、これまでの韓国語の学習の記録(TOPIK6級&ハングル検定2級合格まで)を振り返ってみたいと思います。

【学習年表】
●2012年【4月】韓国語学習スタート(大学での第2外国語として)/JAISメンバー登録〔JAIS韓国塾〕

●2012年【8月】[JAI]2012年夏期韓国短期留学プログラム(国立公州大学、4週間)

●2012年【11月】第39回「ハングル能力検定試験」4級合格
        第28回韓国語能力試験(TOPIK)1級合格(244点)

●2013年【3月】[JAI]2013年春期韓国短期留学プログラム(国立公州大学、2週間)

●2013年【4月】第30回韓国語能力試験(TOPIK)【3級合格】(265点)

●2013年【6月】第40回ハングル能力検定試験【3級合格】

●2013年【8月】[JAI]2013年夏期韓国短期留学プログラム(国立公州大学、2週間)

●2013年【11月】第41回ハングル検定試験【準2級合格】
       第32回韓国語能力試験(TOPIK)【5級合格】(224点)

●2014年【3月】[JAI]2014年春期韓国短期留学プログラム(国立公州大学、2週間)

2014年【11月】第41回ハングル検定試験【2級合格】
          第36回韓国語能力試験(TOPIK)【6級合格】(230点)


学習方法も前回紹介した丸暗記の方法を継続しています。

【丸暗記】JAIS式韓国語学習法
ここでいう丸暗記とは、韓国語だけでなく日本語ももちろん書けて言えるようにすることで、しかも、できるだけ早いスピードで滑らかに、言えるようにすることを指します。

正直に言って、韓国語の勉強において、特別な教材を使ったということはなく、ただできるだけ多くの例文を丸暗記をしただけでした。もちろん、検定試験のために、単語帳も使用しましたが、それらも、文章ごと丸暗記する方法をとりました。

少しでもたくさん韓国語に触れるために、外に買い物に行く時に歩きながらや電車の中でも、何度も何度もぶつぶつ言いながら暗記していきました。また、CD付きの教材の場合は、ウォークマンに取り込んで、発音を確認しながら繰り返し聞きました。

[学習ノート]
見開きの左ページに韓国語を書き写し、右ページには、日本語訳を書いていき、
これを常に携帯して、丸暗記!


【TOPIK スコア】

第36回TOPIK(高級)勉強歴30ヶ月
今回の韓国語勉強歴30ヶ月で受験した
第36回のTOPIK(2014年10月受験)の結果です。この時は高級(5・6級)を受験しました。

書き取り58点 聞き取り82点 読解90点
結果230/300点(平均76.67点)でついに6級に合格しました。

【ハングル検定 スコア】
こちらも韓国語勉強歴30ヶ月で受験した
第43回(2014年11月受験)の結果です。この時は2級を受験しました。
筆記37点 聞き取り38点 結果75/100点で2級に合格しました。

【終わりに】
これまでと同様に丸暗記という作業を地道に行ない、また大学の休みを利用して積極的に韓国語短期研修に出かけたことによってこれまでの実績を出すことができたのだと思います。また、大学の教養科目でゼロから韓国語の勉強を開始し、韓国語と日本語の文の構造の類似性を理解して丸暗記を継続したことで、3年生の秋にはTOPIK6級に合格でき、自分の経験をもって、やればできるのだということを実感できました。

今回、TOPIK6級に合格したとはいえ、まだハングル検定1級があるので、
引き続き勉強に励んでいきたいと思います。

前回も申しましたが、日本と韓国はかけがえのない隣人だという思いはいまだに変わりません。両国のさらなる親善を願うばかりです。
また、国際化が進む中で、互いを理解するためには、コミュニケーション能力は不可欠です。そのためにも、より多くの日本と韓国の学生が互いの言語を勉強して交流することを願っています。
そして、韓国語を勉強する方は、ぜひ一度、韓国語能力試験を受験することをお勧めしたいと思います。